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ペッパーフードサービスと新株予約権とは?長期展望

2014.08.14 (Thu)
第三者割当により発行される第2回新株予約権の発行及び コミットメント条項付き第三者割当契約の締結に関するお知らせ

今回のケースは新株予約権wikiの2番目に相当

 新株予約権と言う権利を1株当たり29.9円売っているので、権利の行使が無ければお金がペッパーフードサービスに入らないわけではありません。wikiにあるように権利行使されない限りは新株が発行されませんので自己資本は増えません。また権利を売っているのであってお金を借りているわけではありませんので借金が増えたわけでもありません。

 これはオプション取引の一つです。この権利を買う予定のマイルストーン・キャピタル・マネジメントはプットオプションを買ったのと同じ事です。普通に株を買う行為と違う点はマイルストーンにとって一株当たり29.9円までしか損失が出ないと言う事です。一方株価が権利行使価格の3,186 円以上に上がれば上がるほど儲かります。言い換えると1%以上の損失は出ないけど上がった分だけ儲かりますよと言う事です。また追加の条件があって、それは権利行使価格の15%を超えるとペッパーフードサービス側から権利を行使させることができるとあります。ペッパー側に権利が付されているのだからペッパー側に有利が付いたと言えます。しかしマイルストーンから見れば損失は1%に限定しつつ、儲けは最大15%まで出せると言う事です。

 この会社の最大株主は社長です。自分自身に不利になるような増資はしないでしょう。もちろん自社の株価は上がったほうが良いと考えているでしょう。ただ今の株価は高いとも思っているのではないでしょうか。高ければ売ったほうが良いのですが社長自身の株を売ってしまうと乗っ取られる危険性が高くなります。新株発行にも同じ危険性がありますけど、自分以外の株主持ち分も希釈化させれるわけですから、自分の株を売るよりは有利です。株価が安いときには(株式益回りが事業の益回りより高い場合)会社の現金を事業に振り分けるよりは自社株買いに振ったほうが(会社と株主が)儲かるのですが、株価が高い場合にはその逆をした方が良いことになります。社長のような長期保有者にとって今の様な割高の時に新株を発行し、それで得た資金で事業を拡大させれるなら「儲かった」ことになりますが、割高な株価で買ってしまった方々には不利です。しかしそれは自己責任ですので社長が悪い訳ではありません。

 増資については以上です。今の株価が高いか安いかは個人個人の判断です。安いと思う大金持ちがいるなら株価は3186円以上でもなるでしょうがそもそもそういう人がいるならペッパーと取引に応じたはずですので現状ではここら辺が妥当な値段と言うところではないでしょうか。

 ただ自分個人の考えですが、現株価のPER21PBR17では買えないです。四季報予想によれば来期以降は成長率も鈍化してます。また相場全体自体が8合目の状態で長期目線で株を買う事に私は慎重です。今から残り10合目までのバブル株価に乗ると言うつもりで株を見てます。
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