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市場変動に惑わされない株投資 ケインズに学ぶ

2013.06.23 (Sun)
市場変動に惑わされない株投資 ケインズに学ぶ

引用
「日々の金融市場の動きを予想するのは困難だと悟ったケインズは、企業の本質的な価値を見極めるアプローチで投資成果を上げた。

年平均15.97%――。ケインズが自由に運用したファンドの成績だ。同時期に英国の株式相場全体の上昇や配当で得られたリターンは年10.37%。これを5%強上回る好成績だった。

大きな特徴は、資産の6~7割を株式に投じたことだ。優先株を含めると7~9割に達した。株式にはリスクが伴うものの、長期には債券に勝る収益を得られると考えた当時には珍しい機関投資家だった。

割安株を見つけたら、まとまった資金を投じ、長期保有する戦略をとった。最大72銘柄を保有したが、資金の3~5割をトップ5銘柄に集中、残りを小型株に少額投資した。保有期間は平均3年程度。銘柄の分散には否定的で、「これといった自信もないのに、多くの会社に分散投資すればリスクを限定できるという考えは間違い」と断言した。

ケインズなら、アベノミクス相場でどう投資するだろう。チェンバーズ教授はこう答える。「この半年の日本市場は楽観に満ちていた。ケインズは反対に慎重だっただろう。そして、株価の急落は割安株を探すチャンスと考えたはずだ」

 「正しい投資手法は、その経営内容を理解し、経営陣を信頼する企業にまとまった額を投資すること」。米著名投資家、ウォーレン・バフェット氏が好んで引用するこの言葉は、ケインズによるものだ。

ケインズは今月で生誕130周年。バフェット氏の師匠で「バリュー投資の父」と呼ばれるベンジャミン・グレアムと同じ時代を生きた。交流はなかったとされるが、大西洋を挟んで投資の到達点は同じだった。

■果敢に挑戦、失敗も多く
 キングスカレッジに残された記録からは、ケインズが投資で多くの失敗を繰り返していたことも確認された。1920年代にはマクロ経済の動きを予測して株式投資を試みたが、成果を上げられず、30年代前半に割安株を選別する手法に変更した。
 外国為替取引でも芳しい成績は残せていない。世界恐慌後、フランスやオランダも金本位制から離脱するとにらんで、通貨売りを仕掛けた。ところが、実際の離脱までに時間がかかり、逆に損失が膨らんだ。経済の方向性の予測は正しくても、タイミングよく投資するには「卓越した技術がいる」とケインズは述べている。
 金融市場は、他の投資家がどのような銘柄を買うかを予測する側面があり、これを「美人投票」に例えた。市場を不安定にする楽観的で投機的な行動を「アニマルスピリット(血気)」とも呼んだ。噂などをきっかけに、乱高下する市場の不安定さも身をもって学んだ。市場は完全には合理的ではないというケインズ経済学の考え方は、投資の経験に基づく部分も大きい。
 ケンブリッジ大学には、ケインズが投資したセザンヌやゴーギャンなどの絵画も残されている。農産物先物にも投資し、キングスカレッジのチャペルを埋め尽くす規模にまで投資額が膨らんだこともあった。ケインズの投資は挑戦に満ちていた。(欧州総局=松崎雄典」
引用終わり

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