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「黒田にそんなガッツがあるとは誰も信じなかった」ジョージ・ソロス

2013.04.07 (Sun)
「黒田にそんなガッツがあるとは誰も信じなかった」ジョージ・ソロス

引用
「円をショートして10億ドル儲けたそうだが。今でもショートしているのか? 日銀を破産させる気か?

日銀は投資家が円をショートすることを演出していると思う。

黒田総裁の采配をどう思う? 日本がついに25年間の眠りから覚め、切り詰めと不況から脱却しようとしているが。まるで突然、朝が来たような塩梅だが、あなたはこれを信じるか?

これはセンセーションだ。金融政策のタブーを打ち破っている。これは凄い大胆なことで、最近、アイネットに参加したターナーも昨夜のスピーチで語ったことだがとても果敢な試みだ。ターナーはFSAとESIを切り盛りしているがこの問題に関して彼は最もオリジナルな考え方を持つ人なので、アイネットに彼が参画したことを嬉しく思っている。彼の昨夜のスピーチがこの問題に関しての理論的な基礎を提供していると思う。それを見ると日本が今やろうとしていることがわかる。ひとつのやり方は国債を市場で購入することで債券の流通残高を増やさずに経済に刺激を与えるというものだ。片方で国債をイシューしておいて、もう片方でそれを買うので、政府が中央銀行を牛耳っているのと同じだ。この方法で景気が刺激できるのなら、活用されていないリソースを使うことになるので景気は拡大する。

でもそのためには皆が参加しなければいけないですよね? 若し人々がタタミの下にキャッシュを貯め込み続ければ、この試みは成功しない。

それはそうだ。だからこそ、何かドラマチックなことを打ち出して、庶民が無視できないような事を引き起こす必要があるのだ。実際、日本人は活性化されている。日本に行くと、人々は興奮している。なぜなら過去25年間、日本は緩慢な死への道を辿ってきたからだ。いま、日本はそれから覚めた。面白いのは今、欧州は日本を緩慢な死へ追いやったような政策を、いま採用しようとしている点だ。

懸念は無いのか? 本来中央銀行というのはセクシーな仕事ではないわけで、今ほど連日、中銀のことを頻繁に議論することは過去に無かった。皆が「ヘリコプター・ベン」になろうとしている。これを不安に思わないか?

もちろん不安だ。ターナーが昨夜説明したように(彼のスピーチはネットにUPされているので視聴できるが)日本の「緩慢な死」は、避けることができたミスだった。日本は自分で自分のことを痛め付けたのだ。今、欧州が採用している切り詰め策も、自ら自分を痛めつけるような政策だ。マクロ経済学の任務とは、避けられるミスを避けるということだ。これを理解しないと何百万人という庶民の生活に影響が出る。

避けられることが出来たミスとは何か?

活用されていないリソースに注目すべきだ。レバレッジを落とす過程で、デフレが生じると、それは失業を招く。そして資本も活用されない。人々はリスク回避姿勢になり、キャッシュを貯め込む。量的緩和政策や財政政策でそれらを是正することはできる。

ドイツが中心となって進められている欧州の切り詰め策にあなたは批判的だか。

火曜日の夜、フランクフルトでスピーチする。そこでどうすればよいかについて喋る。それは実際のところ今、日本で採られている政策に近い。ただ今日本がやろうとしている政策は、結構リスクも伴うものだ。なぜなら日本は過去25年間、なにもせず赤字を積み上げてきたので、もし新しいことを今はじめたら、それをはじめることはできるけど、ストップさせることは出来ないかもしれないからだ。若し円がどんどん円安になると、日本人は円安が今後も続くと信じるかも知れない。すると海外投資を増やしたいと考えるだろう。するといままでチョロチョロした円の減価が、とつぜん雪崩のようなことになるリスクもある。だから一度スタートしたことは、ストップできないかも知れないのだ。

あなたは円の暴落の可能性を言っているのか?

資本逃避だ。人々が海外にお金を避難させる。たとえば米国財務省証券とかね。日本がデフレだったときはJGBの金利が1%でも実際には物価は下がったので実質ベースでは3%くらいの利回りになる計算だった。でも若し円が5%減価するとしたまえ。すると利回りが0.5%しかなければ、一年に4.5%近く損することになる。だから損を避けるために米国財務省証券にシフトするわけだ。

去年に比べれば為替が動いたので、もう同じ購買力はないですよね?

まだ始まって三ヶ月程度だ。それに黒田総裁にそんなガッツがあるなんて、誰も思わなかった。あんなにアグレッシブだとは思わなかった。日本の量的緩和は米国と同じ規模だけど、日本経済はそもそも米国の経済の3分の1のサイズだから、緩和は3倍パワフルだ。

あなたは日本のポジションは10%程度だそうですが?

今は運用にはタッチしていない。だからファンドの担当者が今後どうするかはわからない。

ミャンマーの通信会社に投資しているらしいが?

普及率は7%に過ぎない。今後、セル・タワーをどんどん立てる必要がある。先行投資が必要だ。ミャンマーは正しい路線を歩んでいる。

中国は?

中国は世界で最もダイナミックな国だ。ただ成長のモデルを変更する必要がある。いま彼らはそれをやっている。もちろん問題も多い。中国が不動産バブルになっていることは誰もが知っている。それは冷やしてやる必要がある。しかし政府はそのことを良く分かっているし、方策もある。だからクラッシュは起きないだろう。

欧州は?

残念ながら欧州の方向性は間違っている。日本と比べてみたまえ。日本は、過去25年やってきた「緩慢な死」からなんとか抜け出そうとしているのに、欧州はその日本とは正反対の方向を歩んでいる。

引用終わり

「資本逃避だ。~」の部分ですが、円が下落すると予想されるようになると円が売られそれがまた円が下落すると予想されるの繰り返し=自己強化が起きることの説明になっています。

「まだ始まって三ヶ月程度だ」同意見です。今が天井だ、株を始めるには最悪だなどと言っている人がいますが、まだ始まって3カ月しかたっていません。小さなバブルの崩壊はちょいちょいあるかもしれませんが、もう終わりという風には思っていません。が現在私の投資はバブルに乗ろうというものではありません。

金融緩和を行うとマネーが経済成長力の高い新興市場に流れてバブルの危険があります。これを抑えるために金融引き締めを行うのですが、それが経済を冷やすことにもなります。ですが世界経済がつながっているからこそ世界経済が加速できたのであり、どこかの国が風邪を引けば世界中が負担を分担するというのは受け入れるべきだと思います。またバブルの崩壊を防ぐには個々の過熱に対処するようにマネーの流れを監視・監督するべきであって社会全体のクレジット=信用を収縮させるような金融政策を取るべきではありません。ソロスは上記のとおり金融緩和肯定でありながらまた中国の不動産バブルへの対応を評価しています。

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